第41回 令和5年(2023年)教育講演会 講師 安達 美紀さん
日時:令和5年10月20日 午後2時より
場所:小千谷市立片貝中学校 体育館
演題「グラフィックデザイナーの仕事」とは
講師:安達 美紀さん 八島出身 希進会(第42回 平成元年卒業)
<講師略歴>
長岡向陵高校、東京コミュニケーションアート専門学校3年制グラフィックデザイン科を卒業。
日本デザインセンターにて研修、デザイン事務所勤務を経て、東京デザインフェスタに作品を発表したことをきっかけにアディダス・ジャパン(株)に入社。
インハウスデザイナーとしてパッケージや販促物、展示会、パンフレットなどグラフィックスデザイン全般の業務で9年勤める。平行して在宅でフリーのデザインも行う。
出産・育児のための休職を経て2015年からナカバヤシ(株)企画部で主にパッケージデザインを担当。
<講演骨子>
書道・音楽・絵画や版画とたくさんの刺激に囲まれて育った美紀さんはデザインの世界に惹かれ、スポーツグッズや文房具メーカーなどの製品や広告で活躍の場を広げてきました。
グラフィックデザイナーには絵心はもちろん、柔軟な発想で社会や相手のニーズを感じ取り制作する力が求められます。
美紀さんならではのこだわりを持つ一方、思うに任せないこともある職場環境や育児や家事との両立を乗り越えて世に出した数々の作品を紹介いただきました。
小中学生の皆さんにとって好きなこと、やりたいことはそれぞれ、これから進路に悩む場面もあろうがそんな過程が大事と美紀さんは言います。男女の異なる個性やAI(人工知能)・ネットの活用、片貝に育ったからこその強みを意識して、これからの働き方に見合った仕事を見つけてほしいと熱く語りかけました。