第41回 令和6年(2024年)教育講演会
日時:令和6年10月11日 午後2時より
場所:小千谷市立片貝中学校 体育館
演題:人と人を繋ぐ言語聴覚士としての私と日本赤十字社の活動
講師:五十嵐 貴子さん 第43回(平成2年)片貝中学校卒 平成会
<講師略歴>
片貝中学校卒業後、小千谷高校、私立大学を卒業し、安田生命(現 明治安田生命)へ就職。マーケティング部にて投資信託販売新規企画に携わるも、妹さんの入院が契機となり医療の道を志して言語聴覚士の国家資格を取得し、武蔵野赤十字病院へ就職。失語症、外傷後の記憶障害、小児の構音障害のリハビリに携わる。現在は、公認心理士の国家資格をも取得し、脳の回復を目指すリハビリと、心のケアを必要とする患者さんに尽力。さらに、国際結婚をし、二児の母としても奮闘中。
<講演骨子>
五十嵐さんはどうしても物ごとを覚えにくい人や認知症、記憶喪失の人たちを助け支える言語聴覚士です。家族の難病でのリハビリや言葉が思うように出なくなった人の話から、話す、聞く、食べることなどに苦労する人たちの助けになりたいと難しい国家試験をみごと突破してこの仕事に就きました。
多くの人が毎日さりげなく会話をするのとは違って思うに任せることができず、ともすればいら立ちを隠せない患者さんに対して、優しく自然な笑顔で、安心してもらいながら手助けしていくことが大事だと五十嵐さんは語ります。
五十嵐さんが活動する日本赤十字社での仲間で、ウクライナでの救助や人道支援に取り組む平野亨子さんの紹介もありました。平野さんは言葉の違いを乗り越えて理学療法士の資格を得て、苦しい生活を余儀なくされている派遣先の人びとに向き合っています。空爆やサイレンに日々脅かされる現地の人びととともに過ごす中、日本の穏やかな日常に思いをいたしつつ遠くの人びとのことも支援してほしいとのメッセージが伝えられました。